こんにちは!ぺこらです (・ω・)
今回は、イギリスワーホリでシェアハウスを探すときに気を付けたい、
下見 (Viewing) 時のチェックポイントについて書いていきます。
仕事探しでも、銀行の口座開設でも、まず必要になるのは拠点となる家。慣れない土地に来たし、少しでも寛げる家を探したいですよね。
家探しは、主に下記サイトで行うことが多いです。
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MixB | イギリス・ロンドンのコミュニティサイト、クラシファイド掲示板
日本語で家探しをしたい場合はこちら
ロンドンの情報が中心です -
SpareRoom for flatshare, house share, flat share & rooms for rent
英語での家探しに挑戦したい方はこちら
ロンドン以外の地域も検索可能です
目星をつけたら、下見 (Viewing) を申し込んで、下記のリストを活用してみてください!
※ 正確に言うと、イギリスはワーキングホリデーではなく "Youth Mobility Scheme" という制度ですが、ここでは便宜上ワーホリと表記しております。
家探しチェックリスト
下記の目次をチェックリストとして、取捨選択しつつ参考にしてみてください。
周辺環境・治安
最寄駅から家までの安全性
- 見通しがいいか(不審者が隠れられそうなところなどがないか等)
- 外灯は適度にあるか
- 人通り、近隣住民の雰囲気
(直感はとても大事だと思います!)
最寄りのスーパー
- 近さ(水や牛乳を持って歩くことも考慮)
- 営業時間が生活時間帯に合っているか
- Waitrose(王室御用達スーパー)がある周辺は比較的治安が良い傾向
周囲のお店の防犯対策
- 店の防犯対策を観察すると、周辺治安がある程度わかる
ガラス戸に鍵のみの店が多い→比較的治安が良い可能性
シャッターや取り外せない鉄格子の店が多い→注意が必要な街の可能性
(泥棒や酔っ払いがガラスを割る頻度が高いということ)
どこに住めばいいかよくわからん!と不安な場合は、日本食品店がある地域に住んでおくと比較的安心だと思います(家賃は高い…)
家
お金・契約関連
家賃に含まれるその他料金は何か
- 電気・水道
家賃に込みの家もあれば、フラットメイトと請求額を割り勘、古い家だとメーターにコインを入れないとシャワーや電気が使えないところもあり - ガス
電気のみの家で、ガスを使わないところもあり - Council Tax(住民税)
- インターネット(容量制限も確認)
- TVライセンス(TV番組を観るのに必要)
- 清掃業者委託料(共用部分の清掃を委託している場合)
デポジット(保証金)の値段と管理方法
- 退去時、家財の破損等があった場合はデポジットから充当される
余程のことがない限り返却されますが、デポジットの返却時に揉めることが非常に多いです
入居時には念のため写真を撮りましょう - デポジットの相場は1〜1.5ヶ月分
デポジットなしでOKという家も見かけますが、退去時にトラブルになりやすいので要注意 - イギリスでは、デポジットを大家さんが管理するのではなく、「大家がデポジットを管理会社に預けて、公正に管理する」というルールがある
ただ、個人取引の場合、それを守っている人は多くないと聞きます
もしその物件がどうしてもよいという場合は、デポジットをいくら預け、誰がどのように管理するのかきっちり確認し、契約書かレシートを発行してもらうよう交渉してください
(それを嫌がる人はちょっと怪しい)
退去時に極力揉めたくない場合、デポジットを管理会社に預けてくれる大家さんを探すのが安心
家賃の支払い方法
- 振込 or 現金手渡し
- 支払いの期日(毎月何日まで等)
最低滞在月数・退去通知
- 最低滞在月数は6ヶ月が多いですが、要確認
- 何ヶ月前に宣言すれば退去できるかも確認
(イギリスでは大家さんの権利が強めなので、物件売買等のために該当月数の宣言で退去させられる場合もあります)
生活関連
大家さんとの同居有無
- 同居の場合、何か問題があった場合にすぐ対応してもらえるが、生活が合わない場合に暮らしづらい可能性あり
- 非同居の場合、連絡がつきやすそうか、入居までのやり取り等で判断
(大家さんの対応が悪く、お湯が出ないまま何日も放ったらかしにされた友人がいました…)
フラットメイトの人数
- 多い方がいいか、少ない方がいいか個人の好みで判断
- 社会人か学生かで生活時間帯が異なるため、そこも許容可能かどうか判断
(こちらは早出なのに、夜中に学生がどんちゃん騒ぎ…ということもあります)
バスタブの有無やシャワー設備
- 家によりシャワーブースのみの場合も
- シャワーヘッドが手で持てるものかどうか
24時間お湯が出るかどうか
- 歴史ある物件だとボイラーがタイマー式で、好きな時にお湯が出ないところもあり
- タンク式だと、しばらくお湯が出なくなる場合も
(前の人がお風呂で大量にお湯を使ったとき、しばらく水しか出ない等…真冬は辛い)
シャワーや電気がコイン式かどうか
- 歴史ある建物だと、コイン式のところもあり
(友人曰く、コインを用意するのが少々面倒と語っていました)
冷蔵庫や食器棚の割当
- 冷蔵庫の数
(大勢で1つの冷蔵庫をシェアしている場合、一般家庭より開け閉めが多くなり、ものが通常より腐りやすい) - 食材の取り違えなどを防止するために、領域を割り当てているところもあり
- 自分専用の場所が決まっていない場合、調味料など自室に毎回持ち帰る必要がある
洗濯機の有無
- 近隣のコインランドリーを利用する場合もあり
共用部分の掃除分担
- 各人がどのようにどこを清掃するか確認
- 清掃業者を入れている場合は頻度も確認
- 下見時に清掃状況が許容できるレベルかを見ておく
(水回りやゴミ箱の使い方など)
個室関連
部屋の鍵の有無
- 防犯面からも、鍵がある方が良い
(フラット内の盗難は、ワーホリ保険でカバーされない場合が多い)
家具の有無
- シェアハウスの場合、家具付きが多いが念のため確認
- 勉強したい場合やPCを使いたい場合は、勉強机があると便利
テレビの有無
- 部屋にアンテナが繋がったテレビがある場合、条件によりTVライセンス料を支払う必要あり
ベッドの大きさ
- イギリスのシングルベッドは、日本のよりも横幅が狭い
広々寝たい場合はダブルがおすすめ
セントラルヒーティングの有無と制御方法
- 自室にセントラルヒーティングがあるか、ない場合は電気ヒーターがあるか
セントラルヒーティングの場合、建物で一括管理になっており、「センサーが何度以下になったらヒーターを作動させる」設定してあることがほとんど
(設定温度が低く設定されていて、なかなかオンにならない場合も…) - 寒がりな人は、セントラルヒーティングの付いている部屋を推奨
(家全体を温める仕組みなので、冬でも半袖で過ごせます)
お客さんの招待可否
- 賑やかになることが良いか悪いかによって判断
わからないことはしっかり聞く!
英語に慣れていない場合は、わからないことが多くて苦労する場合もあると思います。一番大事なのは、不明点をそのままにしないことです。「聞かないことはわかっている、もしくは興味がない、気にしていない」という前提で話が進んでいきます。
残念ながら、日本人は大人しいし、グイグイ行けば不利な条件でも断れない、と思っている人もいます。色々と質問することで、この人は主張する人なんだ…と認識され、騙されることを未然に防ぐこともできます。
わからないことや不安な点があったら、簡単な英語ででもいいのでどんどん質問してみてください。
自分に合ったいい家を見つけられますように♪( ´▽`)
最後までお読みいただき、ありがとうございます!
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