こんにちは!ぺこらです (・ω・)
イギリスの配偶者ビザを申請するけど、IELTS Life Skills A1 ってどんな試験?申込方法は?
今回は、以前日本からイギリス配偶者ビザ (Spouse visa) を取得する際に受験した、IELTS Life Skills A1 について、試験内容・形式について書いていきます。
今後受験する方の参考になれば幸いです!
(申込・試験対策・当日の流れについては、別の記事にまとめています)
イギリスのビザ取得要件は頻繁に変更されます。英語力証明に利用可能なテストに関しては、必ず最新情報をご確認ください
Family visas: apply, extend or switch: Knowledge of English - GOV.UK
- IELTS Life Skills A1 試験内容
- IELTS Life Skills A1 難易度
- IELTS Life Skills A1 試験形式
- IELTS Life Skills A1 申込・試験対策・当日の流れ
IELTS Life Skills A1 試験内容
テストの形式は、下記の通りです。
- Speaking と Listening のみ
- 20分間
- 試験官1名と受験者2名
IELTS Life Skills A1 難易度
初回の配偶者ビザ申請時に求められるレベルは、A1となっています(2020年9月現在)。
A1 とは、CEFR (The Common European Framework of Reference for Languages) という英語スキル国際規格で、初級のことです(A1, A2, B1, B2, C1, C2 の6段階)。
TOEIC Program各テストスコアとCEFRとの対照表によると、よく日本人が受験している Listening & Reading テストでいう60〜109点レベルですので、試験形式さえ確認しておけば、おそらく大丈夫だと思います。
IELTS Life Skills A1 試験形式
試験の流れは、下記の通りです。全体を通すと20分程度ですが、受験者が2人いるので、実質自分が話しているのは、下記時間配分の半分以下になります。
- Phase 1a 自己紹介(5分程度)
- Phase 1b 受験者同士で質問し合う(5分程度)
- Phase 2a リスニング(4分程度)
- Phase 2b 受験者同士で会話する(3〜4分程度)
Life Skills - Level A1 | Take IELTS にサンプルテストがあり、リスニングの音声と、問題文のPDFがついています。試験までに確認しておいてください。
Phase 1a 自己紹介(5分程度)
自分に関わる情報について、試験官に聞かれた質問に答えます。
- 受験者Aに一通り聞いて、次に受験者Bに一通り聞く、というような流れ
- はじめに名前とその綴りを聞かれる
- 上述の試験ガイドにあったトピックのような内容が聞かれる
初級レベルなので、接続詞を使って難しく答える必要はなく、簡単な文章構成でいいと思います。
私は、家かマンションどちらに住んでいるか、誰と住んでいるのか、などについて聞かれました
Phase 1b 受験者同士で質問し合う(5分程度)
試験官から、受験者AとBにそれぞれに違うテーマを与えられます。その後、相手にテーマに関する質問を聞き、相手からも質問されます。
- 1分半で、テーマに関して相手に聞きたい質問を考える
- 置いてある紙とペンにメモしてもOK
例えば、自分に「スポーツ」というテーマが与えられたら、「どんなスポーツをしますか」とか「苦手なスポーツは何ですか」などの質問を考えます。
このパートは、相手と会話を楽しむような気持ちでやるといいと思います。実際、事前に考えた質問もありましたが、相手の回答によってはその内容を深堀りしたりもしました。
相手がしてくる質問に対しては、文章で答えられるよう、基本的な文法を確認しておきます。
Phase 2a リスニング(4分程度)
音声を2種類聞いて、試験官からの質問に答えます。
- 3つの写真が載った紙を渡される
- 短い音声2種類が流される。メモを取ることもできる
- 音声が、最初に渡された紙のどの写真と関係するか質問される
- もう一度、先ほど聞いた短い音声2種類が流される。メモを取ることもできる
- 音声に関する詳細情報が聞き取れているか、2つくらい質問される
問題は、受験者A, Bへ順番に聞かれます。音声2種類のうち、どちらに関する質問を聞かれるかわからないので、両方の情報を書き留めておきます。
2回目の音声の後の質問について、場所・値段・時間などはよく聞かれると思いますので、しっかり聞いてメモしておいてください。
Phase 2b 受験者同士で会話する(3〜4分程度)
受験者同士が、与えられたテーマで会話をします。
なるべく会話のキャッチボールができるように、聞かれたことに答えるだけでなく、あなたはどうですか?のように聞き返すといいと思います。一言二言話したら、相手に振った方がいいと思います。
相手とのレベル差がある場合は、試験官が助け舟を出すこともあります。私が受験した際は、相手の方が疑問文を返すことが苦手だったようで、沈黙がありました。その時には、試験官が「○○のことについて聞いてみたらどう?」というようなことを声がけしていました。
採点基準はわかりませんが、受験者間にレベル差があったとしても、受験者同士の比較ではなく個々人がレベルに達しているかを見ているはずですので、相手がペラッペラでも動じる必要はないです。
IELTS Life Skills A1 申込・試験対策・当日の流れ
申込の際の注意点や、実際に私が行った試験対策、当日の流れについては別記事にまとめましたので、よろしければご覧ください。
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